アクチュアリー試験の合格発表
今日アクチュアリー試験の合格発表がありました。
受験された皆様お疲れさまでした。
合格された皆様おめでとうございました。
合格者数÷最後の合格者の番号*1を算出すると以下のようになります。
科目 | 合格者数A | 最後の合格者の番号B | A/B |
---|---|---|---|
数学 | 208 | 1,426 | 14.6% |
生保数理 | 177 | 1,058 | 16.7% |
損保数理 | 71 | 868 | 8.2% |
年金数理 | 76 | 838 | 9.1% |
会経投 | 127 | 1,037 | 12.2% |
生保1 | 21 | 176 | 11.9% |
生保2 | 21 | 196 | 10.7% |
損保1 | 11 | 48 | 22.9% |
損保2 | 7 | 95 | 7.4% |
年金1 | 11 | 117 | 9.4% |
年金2 | 12 | 108 | 11.1% |
合格率の算出では、欠席者は分母から除かれるので、公表される合格率はこれより高めになるとかんがえられます。
ただし、1次試験の各科目の合格率は軒並み昨年より低くなりそうです。特に、損保数理・年金数理は相当低めになることは間違いないようです。
ここ数年、科目によっては4割台の合格率という科目もありましたが
(昨年の公式発表の合格率 http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20090514 )
そのようなことの再来はもうしばらくないかもしれません。
今回特筆すべきは、SBIアクサ生命の前社長*2でいらっしゃる木村真輔さんが生保2に合格されたことです。
http://twitter.com/shinsukekimura/status/9173356718
社長業をこなしながら2次試験に合格されたこともさることながら、恐らく新生保設立で多忙を極めた時期に1次試験に合格された(であろう)ことに本当に驚嘆いたしました。
木村さんはさらりと「自己啓発」の4文字に凝縮されていますが、そこにどれほどの重みがあるかは(試験を受験されたことがある)皆様ならもご理解いただけると思います。
木村さんが来年正会員になられることと共に、(今後受験を続けられる)皆様におかれましても
木村さんの例に倣いさらに正会員への道を邁進される
ことを心より願っております。
*2:大変残念ながら「前」となってしまいました http://twitter.com/shinsukekimura/status/9173250808