水に溺れぬ法−アクチュアリー試験に赴く皆様に向けて

今回はちょっとかわったタイトルですが、前回に予告したとおり、今まで述べてきたことの「まとめ」です。

「水に溺れぬ法」とは「夜店風景」という落語にあるものだそうです。
それによれば
「筆に墨を付け、腹の辺りに横に筋をつけ、これより深いところに入るな。」
だとか。
(以上参照URL
http://www.fujiko-f-fujio.com/modori/modori4.html

これは落語のお噺ですが、
実は、ここに、アクチュアリー試験(だけではなく数学に関係するあらゆる試験)に通じる真理が含まれています。

つまり、
「計算間違いしない」ための唯一最大の秘訣は「計算しない」こと
です。

実際にはまったく計算をしないことは不可能ですが、計算の量、特に間違いを起こしやすい積分計算の量をなるべく減らすことは、実際の試験においても普段の勉強においても極めて重要です。

今までいろいろな事項をご紹介してきましたが、それらはあまねく計算の量を減らすための手法だったわけです。

今年度のアクチュアリー試験まで残り本当にわずかですが、読者の皆様の御健闘をお祈りいたします。

追記
既にご利用なさっている方がいらっしゃるかもしれませんが、このブログは
http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/mobile
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とすると、携帯からご覧になれます。*1

また先日始めたアクチュアリー試験研究WIKI
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http://actuary.upthx.net/pukiwiki


で携帯からアクセスするとご覧になれるはずです。(端末によってはご覧になれないかも知れません)

携帯端末からのご利用で試験直前までご活用できると思います。

*1:12月19日AM現在、携帯版では数式の表示に不具合 http://i.hatena.ne.jp/idea/22480 が生じているようです。試験日までに直ってくれればよいのですが・・・