2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アクチュアリー試験受験の知恵(9)

前回 http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20080823 の最後で触れたように答えの推定と確認について考えてみます。いつものように過去問からです。 「1家族に子供が人いる確率は[tex:(1-p)p^n \, (n \ge 0,0「推定」で解いてみましょう。 解答が の形である…

アクチュアリー試験受験の知恵(8)

前回 http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20080822 の問題を穴埋め式であることを利用して別の角度から考えてみます。問題を再掲します。 「サイコロを回振って1の目が出る回数を、6の目が出る回数をとするとき、 共分散である。」 であり、 となることは分…

アクチュアリー試験受験の知恵(7)

今回は、「分割」というテーマで考えてみたいと思います。フランスの哲学者・数学者であるルネ・デカルトは、著書「方法序説」の中で「困難は分割せよ」と説いたそうです。アクチュアリー試験においてもこの原則を適用できることがあります。アクチュアリー…

年金数理に関する往復書簡

ブログの読者の方から年金数理に関するご質問をいただき、何度か(電子メールで)往復書簡をしたので、ご質問者の了解を得て掲載いたします。 ご質問者の方は生保数理に合格されていて一定程度の知識のある方ですが、同じような疑問をもたれている方もあるか…

アクチュアリー試験受験の知恵(6)

今までは「戦術」の話が多かったのですが、 今回は、 前 http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20080814 にも少々触れました、 アクチュアリー試験の時間・問題量・合格水準等に着目した「戦略」面について考えてみます。 (本来はもう少し早めにお話すべきだ…

アクチュアリー試験受験の知恵(5)

今回は次のような問題を考えてみます。なる5個のデータ 、 、 、 、 が与えられている。 をで線型回帰するとき、の最小二乗法による推定値は、それぞれ、である。 (の全てが求められるまでは小数点以下6桁以上を持って計算するものとし、の最終計算結果につ…

数式表示の不具合解消

昨日投稿した http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20080809 数式表示の不具合は解消されたようです。

数式表示の不具合

8月9日現在 はてなダイヤリーの数式表示が上手く作動していないようです。 (どうやら8月8日から)http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/comment?date=20080808#cはてなダイヤリーを使っている主要な理由が、ブログ中に普通に数式がかける ([tex:・…