マークシートの塗り方に関する一考察

http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20090331
http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20090426
の2回にわたり「マークシート」についての話が出てきたので、折角ですので、「マークシート」の塗り方に関して私が受験生時代に実践していたことをご紹介いたします。


これらはアクチュアリー試験ではそれほど関係ないかも知れませんが、他のマークシート試験には使える可能性があります。


マークシート式試験で避けなければいけないことの一つにマークミスがあります。
1つ間違うだけならまだいいのですが、一番悲惨なのはマークがずれることです。
また、マークシートは一度塗ると後から消して塗り直すのは思いの外大変です。消しゴムで消すと周囲の問題の答えまで消してしまうリスクも存在します。


このような事態を避けるために私がやっていた方法は、
(a)マークシート上答えを薄くチェックする(塗りつぶさない)
(b)見直しについてはチェックした内容で行う。そうすることによって直すのが楽。
(c)最終的に答えを確定させる時点では塗りつぶす単純作業だけに集中する。
というものです。


「大問が終わったら塗りつぶす」という考え方をとる方もいらっしゃいますが、「塗りつぶす」という単純作業に集中すると問題を解くという意識が中断されるような気がしてそういう方法はあまりとりませんでした。


ただし、上記の方法では最後の(c)の過程で時間切れになってしまうというリスクが存在するので、時間配分には要注意です。


アクチュアリー試験では、大問ごとで番号が更新されているので、ここまでの手法は必ずしも必要ないかも知れませんが、マークが大問ごとに番号が更新されず最初から通算になっている場合などには有益でしょう。


アクチュアリー試験においてもマークシートの練習自体をやっておくことは損のないことだと考えます。