Q.E.D. 証明終了

今日は、アクチュアリー試験とは関係ない話です。


「Q.E.D. 証明終了」というコミック原作
http://ja.wikipedia.org/wiki/Q.E.D._%E8%A8%BC%E6%98%8E%E7%B5%82%E4%BA%86
のドラマがNHKではじまったそうです。
http://www.nhk.or.jp/drama8/qed/


東京工業大学教授の黒川信重先生が数学の監修をされているようです。


Q.E.D.
は、
Quod Erat Demonstrandum
の略で
http://www.rimath.saitama-u.ac.jp/lab.jp/fsakai/language.html
数学で証明終了を表す「記号」として用いることがありますが、実際の使用例はどれほどのものなのでしょうか?


私も高校生で初めてそれを知ってその後面白がって使っていたことがありますが、教科書・参考書も含めそれほど多く見かけないので次第に使わなくなったような気がします。


ちょっと酔狂で黒川先生ご自身の論文ではどうなっているのかを見てみました。


arXiv.org
黒川信重先生の論文が3本あった(いずれも共著)のですが、


(a)
http://arxiv.org/abs/0709.2675
では、証明終了の記号なし


(b)
http://arxiv.org/abs/math/0702209
では、証明終了の記号は□


(c)
http://arxiv.org/abs/math/0206171
では、証明終了の記号は■


で「Q.E.D.」をつかっているものはありませんでした。