アクチュアリー試験は「合格しない試験」か?
今日は、「アクチュアリー試験に役立つ知識」シリーズを1回お休みして
アクチュアリー試験は「合格しない試験」か?
というテーマで考えてみます。
http://smoothfoxxx.livedoor.biz/archives/51098743.html
によると
高島徹治氏著「 もっと効率的に勉強する技術! 」
には、
時間が制限されている社会人が、合格率一桁の試験に挑戦するのは難しく、本書ではこれらを「合格しない試験」と呼ぶ
具体的には司法試験や公認会計士、アクチュアリー、弁理士などの試験
とあるのだそうです。
確かにアクチュアリー試験の合格率は10%〜20%台ひどいときには1桁になるので(かつその合格率の分母は「試験場に行った人の数」で、試験場に行かずに棄権した人は除かれます。)合格率だけをみれば「合格しない試験」と分類する考え方もあるかも知れません。
ただし、
「司法試験や公認会計士、弁理士」と「アクチュアリー」ではその「難し」さに違いがあると考えられます。
すなわち、「司法試験や公認会計士、弁理士」などは各種の講座や教材などがいろいろある中での難しさであり、アクチュアリーはそれらが揃っていないという難しさです。
アクチュアリー試験は、「効率的な勉強」を心がければ他の受験者から抜きん出ることは困難ではなく、十分「合格する試験」になると考えます。
もちろん、最低限の数学の知識(高校数学全般&大学教養課程の微積分・線型代数の一部)が必要なので万人向けの試験というわけではありませんが。
このブログでは、「アクチュアリー試験」は「合格する試験」であることを、その具体的な方法と共にお伝えすることを意図しています。