(アクチュアリー受験者の皆様への業務連絡とメッセージ)

まず業務連絡です。
前もご紹介した「たま」さんのブログで会計・経済・投資理論の解答、解説がアップされましたのでご覧ください。
http://albert0302.blog43.fc2.com/blog-entry-261.html


さて、本文の(\sqrt{x}の)定義の問題をアクチュアリー(候補)としてはどう考えたらよいでしょうか?


それは木村先生が述べられている
「前後の文脈を補い,必要に応じて記号を導入して,正しく述べることです.
例えば「√xの定義を述べよ」と言われたときに,「xを実数とする」などのように文脈を補うこと,そして,xが正,0, 負の場合を尽くして,正しく解答する.」
に集約されると思います。

アクチュアリー試験においても
例えば去年の試験
http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20100103
の問題1(7)のように
「ジュースの量自体の誤差と測定誤差は独立で、正規分布に従う」
補ったりしないといけないことはしばしば登場します。
試験以外であれば相手に確認を求めることも有効な手法ですが、試験では質問が許されないので、そのような補完する力が重要になることがあります。
また、実務においては、
「コミュニケーション」の相手が数学をよく知らない人が多いのでその説明にはなおさら慎重を期すべきだと考えます。
http://d.hatena.ne.jp/actuary_math/20090331 等もご覧ください)